現場調査時に瓦棒板金屋根の経年劣化による赤サビ、塗装の痛みを確認しました。この小さな錆が始まりで放置しているとドンドン大きくなり塗装では補修出来ない状態になりかねません。今回は屋根材の基本性能である高い防水性を備え、嵌合部は毛細管現象を防ぐ構造の、スタンビーに葺き替えを行いました。この屋根材は先ほど炭化する心材がなく、隣の材料とはぜにて結合している為、雨の浸入や心材が無い為、腐食するという心配が無くなります。今回の依頼者様は、悪くなってからではなく、予防も含めて、今後、安心して過ごしたい、とのご要望から全面葺き替え工事になりました。
